前回は、遊亀公園附属動物園のゾウのテルについてご紹介いたしました。
今回の主役は、アメリカバク(Tapirus terrestris)。
ずんぐりとした体つきに、ゾウによく似た鼻をもつバクたち。遊亀では人気者であり、私のお気に入りの動物のひとつです。
遊亀では、園の一番奥に隠れ家のような獣舎があり、とても近くで観察できます。
そんな隠れ家への道のりと、そこで暮らす彼らについてご紹介いたします。
さあ、行こう!隠れ家へ
バク舎までの道のりをご紹介いたします。
正面ゲートをくぐり、園内の奥へと進むと、こんな看板があります。前回のクイズの答えは、2のアメリカバクでした!
コメント欄にコメントしてくださった皆さま、ありがとうございます!
バクの隠れ家
さて、バク舎の全景はこんな感じ。
野生下では熱帯の森林や水辺で暮らす彼らのために、大きな木陰と日除けがあります。
右には水浴び&トイレを兼ねたプールがあります。
彼らと私たちを遮るものは、ブロック塀1枚と小さな溝のみ。
私たちとバクの間を遮るものが少ないため、彼らの毛の質感や息づかいなどを間近に観察できます。
更に運が良ければ、こんな光景が見られます。
時に、こんな風にバクが思いっきり覗きにやってくることも!
その距離僅か数センチ!!!
この距離で彼らを見られるのは日本でもおそらくここしかないでしょう。
隠れ家で過ごすバクたち
バク舎には、現在3個体のアメリカバクが暮らしています。(2022年7月6日現在)
左から順に、プーロ(♂, 2010~)、ハナ (♀, 2002~)、
そしてプーロとハナの息子のユウキ (♂, 2020~)です。
訪問時、午前中はプーロ、午後はハナ&ユウキが運動場に出ていました。
飼育員さんからもらった枝葉を食べるプーロ。バクは草食性でも、樹木の枝葉をよく食べるといわれています。
自身のテリトリーの運動場の探索も。
訪問時は、運動場にササの枯葉や敷き藁のようなものが何カ所かに置いてありました。
その匂いが気になるのか、プーロは匂いを嗅いでいました。
こちらは、ハナ&ユウキ。
①カナダヤマアラシ!
返信削除ありがとうございます。答えは数日後のブログで発表させて頂きます!
削除ニホンリス?
返信削除コメント、ありがとうございます!最新のブログに答えを発表させて頂きましたので、そちらをご覧いただけると嬉しいです。
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