新たな仲間が登場!

 いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。超久々の投稿になってしまいました。

HPでは、各地で撮影したゾウたちの写真を掲載しております。

先日に、当HPにて

10個体のゾウの写真をアップいたしました!!


昨年~今年上半期にかけて出会った個体を新たに追加いたしました。

今回は、追加した10個体の紹介をいたします。




追加したゾウたちを飼われている施設別に紹介していきます!

A.群馬サファリパーク(群馬県富岡市)
関東最大級のサファリパークで、アフリカスイギュウやアメリカバイソンなどの大型草食獣が群れをなして暮らしていることで有名です。
ここでは、インドネシアのスマトラ島だけに生息するアジアゾウの亜種、スマトラゾウが2個体がいます。スマトラゾウを見ることが出来るのは日本でここだけです!


1.イダ(♀)

2006年3月6日、インドネシアのタマンサファリ・インドネシア生まれで、2014年6月18日に後述するアスワタマと共に来園しました。

丸みを帯びた小柄な体格がチャームポイントで、アスワタマとは仲が良い姿が見られます。



2.アスワタマ(♂)


2009年1月24日、インドネシアのタマンサファリ・インドネシア生まれで、2014年6月18日にイダと共に来園しました。

イダよりも大きな体躯と、一対の立派な牙がチャームポイント。右の牙が短いのも特徴です。


B. 宇都宮動物園(栃木県宇都宮市)

栃木で多くの方に親しまれているアットホームな動物園。動物との距離が近く、ライオンやトラ、ブチハイエナなどの猛獣を他の施設よりも間近に観察できるほか、ヤギやポニー、キリンやカバなどにも販売されているおやつを与えることも出来ます。

ここでは長年暮らしている宮子(♀)が飼育されています。


3.宮子(♀)


1973年にタイで生まれ(推定)、その年の12月12日に来園し、50年以上もの間宇都宮で過ごしてきました。

年は重ねていますが、好奇心がとても旺盛で、いたずらをすることも好きだといいます。

ヒトへの興味関心が強いのもあり、よく来る方のことを覚えているのだそう。


C. 福岡市動植物園(福岡市)

九州を代表する動物園で、東南アジアや南アジアの熱帯雨林を再現した「アジアの渓谷エリア」でアジアゾウ、ボルネオオランウータンやコツメカワウソ、マレーグマの生き生きとした姿が見られるほか、日本では2つの施設しか見られないアラビアオリックスがいることで知られています。

ここでは2024年にミャンマーから来園したアジアゾウ3個体が暮らしています。

福岡市とミャンマーのヤンゴンが友好都市で、両都市の友好の証として贈られたのだそうです。

4. ゆずは(柚葉)(♀)


2002年2月18日ミャンマーで生まれ、ミャンマー中部のバゴー地域にあるゾウキャンプで飼育されていました。本名はセイン・モー・サンというそうです。

2024年7月30日にわかば、あお、すい(2024年9月10日死亡)と共に来園しました。

わかばの母親です。

エサを見つけたときのダッシュと、娘のわかばが何かあったときに声を出したときにはすぐに駆けつけるのだそうです。


5.わかば(♀)

2021年1月17日ミャンマー生まれで、ミャンマー中部のバゴー地域にあるゾウキャンプにて飼育されていました。母親はゆずはです。

本名は、エー・モー・サンというそうです。2024年7月30日に母親のゆずは、あお、すい(2024年9月10日死亡)と共に来園しました。

とても活発で、冬場でもプール勢いよく入るなど遊ぶことが大好きな性格だそう。


6.あお(♂)


2010年1月23日ミャンマー生まれで、ミャンマー中部のバゴー地域にあるゾウキャンプにて飼育されていました。ここでは唯一のオスです。

本名はミン・チー・アウンというそうです。2024年7月30日にゆずは、わかば、すい(2024年9月10日死亡)と共に来園しました。

一対の牙が立派で、トレーニングの飲み込みがとても早いのだそうです。



C. アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)

動物園、サファリパーク、水族館、遊園地が一体となった日本を代表する一大テーマパーク。ダイナミックかつスピーディーなイルカとクジラのパフォーマンスや、ジャイアントパンダ(現在は中国へ返還され、不在)の飼育や繁殖でとても有名です。

アジアゾウとサバンナゾウを同じ施設で見られる数少ない場所です。
現在、アジアゾウ2個体、サバンナゾウ2個体、合計4個体が生活しています。


アジアゾウたち

7. ラリー(♀)


1976年生まれ(推定)で、1978年4月15日に来園しました。40年以上もの間アドベンチャーワールドで過ごしてきました。

メスの中でも体が大きく、同居しているメリーよりも色素の抜けが多いのが特徴です。



8.メリー(♀)


1980年(推定)タイ生まれで、1982年8月13日に来園しました。40年以上もの間ラリーと共に過ごしており、互いに仲が良い姿を見せてくれます。

ラリーと比べると足が長めで、鼻や腹部にぶつぶつがあることが特徴です。


サバンナゾウたち

9.ジンタ(♀)


1972年(推定)南アフリカ共和国の野生生まれで、1978年2月9日にリラと、今は亡きエレ、ピコ、ケミィ、チーと共にワールドの開園に合わせて来園しました。

リラと比べると、牙が短く、体が大きいことが特徴です。鼻の基部にこぶのようなものがあることでも見分けられます。

10. リラ(♀)


1972年(推定)南アフリカ共和国の野生生まれで、1978年2月9日にジンタと、今は亡きエレ、ピコ、ケミィ、チーと共にワールドの開園に合わせて来園しました。

ジンタと比べると、牙が長く立派で、左牙が大きく上へ反り返っていることが特徴です。



今回はHPにアップしたゾウたちをご紹介しました。

ゾウと言っても姿形や性格はみなそれぞれ。少しでも興味をもっていただけると嬉しいです!

また、これら4施設は、ゾウの飼育施設一覧にも掲載しており、飼育施設や解説サインの写真、交通アクセスなども掲載しています。みなさまの動物園訪問の一助になれば幸いです。


神山


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