いつもご覧いただき、ありがとうございます。
早いもので今年も4月になり、そろそろ5月になりますね。
遅くなってしまいましたが、今回は2月に訪問した広島市安佐動物公園のマルミミゾウ(Loxodonta cyclotis)たちのようすを写真を中心にお伝えします。
目次
1.メイの様子
2.ダイの様子
3.メイとダイのたわむれ
1.メイのようす
鼻を高く挙げ、辺りを気にするメイ。遠くに信頼する飼育員さんの姿を見つけたのでしょうか。
隣のエリアにいるサバンナゾウのタカと交流するようす。種こそ違えど仲の良さは相変わらず。ただし、タカがマスト期で気が立っていたのか、メイに対して鼻で掴みかかろうとしたり、勢いよく水を飛ばす場面も。。。
2. ダイの様子
ここには湯沸かし器がついているため、冬場はぬるま湯になるのだそうです。
ぬるま湯の方がゾウたちが飲んでくれるようになるため、冬場の脱水を防ぐために一躍買っているのだとか。
運動場越しに向き合うタカ(左)とダイ(右)。成獣オスは相性が悪いと激しい闘争になる可能性があるため、隣り合わせではしていないそうです。
ただ、お互いのことが気になる様子を見せていました。
後述しますがこの場所でメイと戯れる場面も!
大声でラッパ音を出しながら運動場を走っていました。この直前に広島でも震度4ほどの地震がありました。揺れが怖かったのかもしれません・・・
メイより大きな体躯をしていますが、怖がりな一面もあるようです。
こちらに鼻を伸ばしてきたダイ。どうやら飼育員さんがいて気になったようです。メイよりもヒトに興味を示して鼻を伸ばす場面が多く見られました。
元々いた秋吉台では彼への餌やり体験もおこなわれていました。その頃の名残かもしれませんね。
3.メイとダイのたわむれ
今回の安佐の訪問は、ダイが来てから初めてでした。初めて2頭が仲良くたわむれる姿をこの目で見ることが出来ました!
互いに鼻先を相手の口元へもっていきます。メイ&タカの時と同じように、この行動は彼らにとってのあいさつとしての役割があるようです!
更にぐっと距離が近づき、互いにふれあっています!メイとダイは体高に関しては、ダイの方が少し高いぐらいですが、頭部や耳の大きさはダイのが倍以上大きいのもよくわかります。
しばらく互いにふれあった後、メイの方から離れていきます。ダイは鼻を伸ばしてもっとふれあいたい様子でした。
こうしたやりとりは何度も観察することができました。
秋吉台から安佐に来て、もうすぐ2年が経とうとするダイ。昨年12月にはメイとの同居で初めて交尾が確認されるなど、貴重な二世誕生に期待が高まっています。
彼らを知る方も、まだ見たことのない方も、世界で唯一の貴重なマルミミゾウのペアに会いに行ってくださると嬉しいです!
神山
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