かみやんです。
いつも私たちのブログを見てくださり、ありがとうございます。
我々のHPでは、各地で撮影したゾウたちの写真を掲載しております。
この度、9月の遠征等で出会った個体を含め、
一気に6個体のゾウの写真をアップいたしました!!
今回は、アップした6個体のゾウたちの個体情報について、簡単に紹介したいと思います。
今回アップした6個体のゾウたち。うち5個体は初訪問の園の個体です!
その1 日立市かみね動物園 (初訪問)
ここで飼育されているのは、アジアゾウ (Elephas maximus) のスズコとミネコの2個体。
まずは、スズコをご紹介。
彼女は1980年12月9日にミャンマーで生まれ、1987年に来園しました。
性格は神経質ですが、人懐っこく、時にお客さんに砂や鼻水をかけて遊ぶこともあるそう。
同じ年に来園したミネコが一緒に居ないと不安がりますが、最近では小競り合いをすることもあり、分けられる時間もあります。
ミネコとは、
耳や鼻の白色の部分が多いことと、
右牙がちらりと見えることで識別できます!
お次はミネコ。
彼女は1981年10月1日にミャンマーで生まれ、1987年に来園しました。
性格は普段はおっとりしており、賢いですが、一度へそが曲がると手が付けられなくなる頑固な一面を見せることも。
スズコとは普段は仲が良いですが、最近は小競り合いをすることも増え、分けられる時間帯もあるようです。
スズコとは、
耳の縁が折れていることと、
乳首の先端が伸びて垂れていることで見分けられます!
その2 仙台市八木山動物公園 (初訪問)
ここで飼育されているのはサバンナゾウ (Loxodonta africana) 。
オスのベンと、メスのメアリーと花子の3個体が飼育されています。
まずは、オスのベンから。
彼は1989年に南アフリカ共和国のクルーガー国立公園で生まれたとされる個体で、翌年にメスのリリー (現在は秋田市大森山動物園) と共に来園しました。
国内では3個体しかいないオスのうちの1個体で、体高も高く、体重は7.2トンもあり、
その大きさは国内最大級です!!性格は温和で、同居しているメスの花子には優しいです。慎重な一面もあり、初めて食べる餌には慎重になりますが、他の個体が食べているのを見ると安心して食べるのだそう。
牙が片方だけなのも大きな特徴です。
お次は長老のメアリー。
彼女は1967年にアフリカで生まれたとされる個体で、当時八木山にいたオスの「ダン」との間の繁殖を目指すため、1983年に宮崎サファリパーク (1986年閉鎖) から来園しました。
現在生きている日本のサバンナゾウの中では最年長の個体。
性格は好奇心旺盛で、食欲も旺盛。土日祝日に園内でおこなわれている餌やり体験を務めています。
両方とも牙が生えており、メスの中では長く整った立派な牙が特徴です!
最後は花子。
1989年に南アフリカ共和国のクルーガー国立公園で生まれたとされる個体で、1990年にオスのだいすけ (2021年死亡) と共に秋田の大森山動物園に来園しました。
八木山には2018年に、ベンとの間での繁殖を目指すため、当時飼育されていたメスのリリーと交換で、来園しました。
同居しているベンとは仲が良く、寄り添って歩いたり遊んだりする姿も見られます。
性格は気分屋で、少し小柄な体格と、両方に生えた短めの牙が特徴です。
その3 東山動植物園
最後は東山動植物園から、今年6月26日に生まれたメスの赤ちゃん、うららの写真をアップしました!
7月下旬からゾウ舎内のみでの公開がはじまっていましたが、9月からは外の運動場に出るようになりました。
堀への転落防止の柵はあれど、鉄格子が無い状態なので、写真の撮影や観察がぐっとしやすくなりました!!
これまで当ブログにてうららのようすをお届けしてきましたが、HPに写真をアップしていなかった理由のひとつに、そのことも関係しております。
柵なしで撮影できたため、このたびアップすることにいたしました!
愛称公募がおこなわれ、「うらら」に決定しました!
今回は、HPにアップした6個体のゾウたちについて紹介しました。
HPをご覧いただき、掲載済みの他の個体との違いなどについても見比べていただけると嬉しいです。
次回からは、9月の活動計画にもあった、かみね動物園、八木山動物公園、富山市ファミリーパークのここがいいぞ!といったポイントについて更新予定です。
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