早いもので、8月も後半に入りました。
いつも私のブログやHPを見てくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
さて、今回は、私がゾウ関連で嬉しかったことを2点ご紹介いたします。
その1 ワルダー、9年ぶりにプールに!!
当ブログにもよく出ている東山動植物園。現在5個体のアジアゾウが暮らしています。
その中の最年長のワルダー (♀, 推定51歳) が先日、9年ぶりにプールに入ったとの情報がありました!!
昨年9月、当時妊娠していたアヌラの出産に向けた準備のため、運動場と部屋が変更になり、プールのある大きな運動場に引っ越しました。
とても慎重な彼女。飼育員さんはそれを理解しており、大好きな餌で少しずつ行ける範囲を増やし、彼女のペースに合わせて慣れてもらうようにしていました。
その甲斐もあり、行動範囲が増え、外で落ち着いて過ごすことができるようになりました。
更に、7月頃にはプールにも足を運び、足で水を掻きながら水浴びする様子が見られるようになり、8月には遂に自らプールに入り、水浴びをしたのだそうです!
彼女が最後にプールに入った姿は、旧アジアゾウ舎に居たころの9年前に遡るそうです。
慎重派の彼女がここまで足を踏み出したことは、嬉しかったです!
公式ブログにも詳しく紹介されております。興味がある方はぜひ。
その2 秋都トンカムと冬美トンクンの同居
お次は、京都市動物園のアジアゾウたちの話題です。
現在、5個体が飼育されている京都市動物園。
その中の唯一のオス、秋都トンカム (10歳) と、冬美トンクン (14歳) が繁殖を目指してペアリング (同居) がはじまったようです。
彼らは2014年の11月に、春美カムパートと夏美ブンニュン (いずれも♀) と共に、ラオスから京都に来園しました。
来園当初は幼かったですが、すくすく成長して、立派なおとなになりつつあります。
そんな彼らも性成熟を迎えつつある頃になると、秋都トンカムがメスたちを追いかける姿が観察されるようになりました。
飼育員さんは、メスたちの発情が来たら、秋都トンカムのいる運動場で同居をするとおっしゃっていました。
そして、その第1歩として、遂にペアリングが始まったようです!!
幼かった彼らも、おとなになってきているのだなと思い、とても嬉しかったです。
もし上手くいけば、京都市動物園での初のゾウの誕生につながるかもしれません。
まだまだ若い2個体に期待したいですね!
今回は最近会った嬉しいニュースをご紹介しました。
日本のゾウたちにこれからも明るい未来があるといいなと思っております。
かみやん
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