神山です。
前々回のブログ記事にて、4月3日に訪れたいしかわ動物園の概要編をご紹介いたしました。
さて、今回からは、いしかわの動物たちや展示エリアをご紹介したいと思います!
まずは、北陸唯一のゾウ、アジアゾウのサニーについて紹介します!
はじめに サニーについて
ゾウの丘 ~サニーの住まい~
サニーが暮らすエリアは、「ゾウの丘」。近くにはキリンやグレビーシマウマが暮らす「アフリカの草原」、チンパンジーやオランウータンのエリアなど人気種が多く並ぶエリアに位置しています。
まるでイヌのおもちゃとして使われる「コング」のようなフィーダー。大小さまざまなタイヤを消防ホースで留めた堅牢なコングです!
転がして遊ぶだけでなく、この中に穴の開いたポリタンクが取り付けてあり、ペレットなどの餌が仕込まれています。
サニーの放飼場にはタイヤが設置されています!転がしたり、運んだりして遊びます!室内に持ち込んで遊ぶことも。
タイヤにも穴を開けており、ペレットなどの餌を仕込んでいることも!タイヤを転がして中の餌を取りだしている姿を見ることができました。
転がしたタイヤから出てきたペレットを、鼻で器用に集めて食べています!
3.室内と放飼場への行き来を自由に
先述したように、サニーは臆病な性格。大勢のお客さんが来たりすると落ち着きをなくすこともあります。その為、落ち着いて過ごせるように、選択肢を広げるために、室内と放飼場の行き来を自由にしています!
お客さんが多かったり、大きな声を出す方がいたりすると、落ち着きをなくすことも。
そんな時は室内に入ってゆっくり休みます。
出たいときは自分で出てきて、放飼場を散策したり、遊具で遊んだりと選択の幅が増えています。
こうして放飼場でも落ち着いて休んでいることも。
放飼場か室内のどっちにいるかは、彼女の気分次第。もし、読者の皆様も訪れた時は、優しく見守ってあげてくださいね。
他にも、放飼場の砂山(冬なら雪の山)に餌を仕掛けて、嗅覚を頼りに餌を探してもらったり、短冊切りにした消防ホースの中に餌を仕掛けたりしています。
また、嗅覚に優れた彼らの特徴を生かして、他の動物の匂いが付いたものを置いて変化を加えることも。
夏場は定期的にホースで水をかけてもらったりなど、きめ細やかなケアがおこなわれています。
こうした取り組みは国内のさまざまなゾウ飼育施設と連携して、情報共有がおこなわれており、暮らし向上に取り組み続けています。
こうした取り組みは、園の公式HPにて紹介されています。詳しくは以下をクリックしてご覧いただけます。
そんなサニーも大病無く、今年で推定43歳になることができました。
いしかわの古株、サニー。彼女にはまだまだ元気でいてほしいです。
次はゾウ以外の動物たちを少しずつ紹介していきます!
神山
コメント
コメントを投稿